お年寄の主張〜青空の下で〜
テーマ:外の空気を吸い人間本来の姿に戻るのじゃ

戦後の焼け野原で、教室も教科書も十分にないまま学校が始まった。校舎は空襲を免れたが、被災者の救護所や収容所にあてられた為、教室から校庭に移して授業が再開された。青空教室というやつじゃ。そんな時代だったが、いやそんな時代だったからこそ太陽の光、空気の匂い、大地の息吹、そういったものを肌で直に感じ取る事ができた。現代人は時間に追われる毎日で、自然と共にある人間本来の姿を見失っている。じゃがどこか本能的な部分ではそれを欲している。つまり青姦はごくごく自然な行為だという事じゃ。さて公園にでも出掛けるか。

双眼鏡を強く握り締めながら

遺言表紙ゑ